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ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症

概要

ウレアプラズマとマイコプラズマは、細菌の一種で、特に性器や尿道などの粘膜に生息しています。これらの細菌が増殖することで感染症を引き起こします。ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症は、性感染症の一つとされています。

症状

ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症の症状は、感染部位により異なります。男性では、尿道炎を引き起こすことが多く、排尿時の痛みや膿尿などが見られます。また、慢性前立腺炎の原因となっていることもあります。女性では、膣炎や子宮頸炎を引き起こし、膣分泌物の増加や下腹部痛などが見られます。しかし、無症状の場合も多いです。

原因

ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症の主な原因は、性行為による感染です。また、母親が感染している場合、出産時に新生児に感染することもあります。

病気の種類

ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症には、主に以下の2つの種類があります。

ウレアプラズマ感染症

ウレアプラズマ・ウレアリティクムやウレアプラズマ・パルバムが原因となります。特にウレアプラズマ・ウレアリティクムは、男性の尿道炎や前立腺炎、精巣上体炎を引き起こし、さらに男性不妊との関連も高いと言われています。女性では膣炎を引き起こします。

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ・ジェニタリウムやマイコプラズマ・ホミニスが原因で、子宮内膜炎や骨盤内炎症症候群などを引き起こします。

検査方法

当院では、ウレアプラズマ・マイコプラズマPCR検査(尿のみ)を行っています。

自由診療となり、費用は8,000円(税込)となります。

判定結果は約1週間後に再診にてお伝えしています。

治療法

ウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症の治療は、抗生物質による治療が主となります。具体的には、ニューキノロン系やマクロライド系、テトラサイクリン系などの抗生物質が用いられます。ただし、これらの細菌は抗生物質耐性を持つことがあるため、適切な抗生物質の選択が重要となります。また、パートナーとの同時治療が推奨されます。

以上がウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症についての基本的な情報です。具体的な症状や治療法については、泌尿器科や性病科など専門医療機関での診察をお勧めします。自己判断での治療は避け、必ず専門の医師の指導を受けてください。マイコプラズマ、ウレアプラズマによる性感染症の検査/治療は保険で認められておりません。全て自由診療となりますので、事前に費用は確認しておいた方が良いでしょう。健康な生活を送るために、定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

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